エイズ     エイズの解説


エイズ」とは、英語の「Aquired(後天性)Immuno (免疫)Deficiency(不全)Syndorome(症候群)」の頭文字を取ったもので、後天性免疫不全症候群のことです。
なんらかの原因でエイズウイルスに感染したために、かびやバクテリア、ウイルスなど多種多様な外敵から体を守る免疫機能(防衛本能)が不完全な状態になり、そのために様々な病気になります。
HIV(Human Immuno Deficiency Virus)
ヒト免疫不全ウイルス)に感染するとすぐに症状が出るのではなくて、潜伏期間というものがあり、しかもその期間は人によって差があります。潜伏期というのは、HIVがおとなしく、じっとしている期間ではなく、体の免疫力によってHIVの活動が抑制されている時期だと考えればよいのです。さらにHIVに感染した人全てがエイズを発病するとは限りません。それは、今話したように、HIVはじわじわとヘルパーT細胞をむさぼり尽くしてしまうのですが、そのスピードは、HIVやヘルパーT細胞の強さなどによって異なってくるからです。HIVに感染してから、エイズ関連症候群を発症するまでの期間も、そこからエイズを発病するまでの気間も人によって違い、しかもARCを発症しない人もいるということなのです。ARCというのは、エイズの前兆の症候群で、リンパ節がはれ、体重減少、下痢、発熱などが慢性的に続いたりします。 ちなみに、エイズを発病した人を「エイズ患者」HIVに感染してもエイズを発病していない人を「無症候性キャリア」とか「無症候HIV感染者」といい、単に「HIV感染者」といった場合は、エイズ患者以外の全ての感染者を指すのが一般的です。

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