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麻黄5.0、杏仁4.0、桂枝3.0 甘草1.5 |
辛温の麻黄と桂枝ので、組み合わせは強く発汗し、風寒の邪を外散させます。 宣肺の杏仁がこれを補佐し、甘草が諸薬を調和します。 |
効能 辛温解表・止咳平喘 適応症 表寒・表実:悪寒・無汗・発熱・頭痛・身体痛・咳嗽あるいは呼吸困難 ・口渇がないなどで、鼻閉・鼻みず・ふるえをともなうことが多い。 舌苔は白薄・脈は浮緊。 臨床応用 インフルエンザ・各種感染症の初期で、表寒・表実を呈するもの。 気管支炎・気管支喘息の発作期・アレルギー性鼻炎の発作期などに 、頓服として用いる。夜尿症にも試用してよい。 |
麻黄湯は中国の漢方の原典である「傷寒論」に記載されている薬方です。 古くからかぜの初期症状にもちいられています。 かぜは初期症状でも いろいろまな場合があり、たとえば鼻づまり・くしゃみを伴ったかぜ、鼻水・咳などを伴ったかぜ、など一人一人異なっており、さまざまな症状を表します。 本方は、かぜのひき始めで、寒気がして発熱、頭痛があり、身体のふしぶしが痛い場合の風邪、鼻かぜ に効果があります。風邪のひき始めで、寒気がして、発熱、頭痛があり、身体のふしぶしが痛い場合の次の諸症状 : 感冒・鼻かぜ |
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