コラーゲンと膝の関節 |
15万年前に誕生したネアンデルタール人・・原人と人類の間に生きた彼らも関節の変性に伴った障害に悩んでいたことを、化石が物語っています。品川区の大森貝塚あとの化石からも関節の変性変化を知ることができます。 関節の悩みは、人類の発生とともに始まったとも言えます。 人間の骨で一番大きな骨は、太ももの部分の大腿骨です。 そして2番目に大きな骨が脛骨です。 全体重の付加が一点にかかるため、体重の何倍もの力がかかります。 関節の動きは、よく「ちょうつがい」に例えられますが、実際にはねじれるような、ずれるような動きになります。上下の骨の間は7oの間隔があります。この7oの間隔があるから、立ったり座ったり、階段の登り降りをスムーズに行うことができます。 若い時は、体重の重い人も、軽い人も同じように骨の7oの間隔があり老化してくると、この上下の骨が近づいて来て痛みなどのトラブルが発生します。 原因は、老化とともに軟骨が磨り減ってしまうことにありますが、上下に引っ張る「腱」が弾力を失ってくることも原因になります。 東京医科医科大学教授の宗田大先生は、「ストレッチ」でひざの痛みのかなりの割合に効果があると言っておられますが、これは、ひざの痛みが腱や筋肉のが衰えと関係していることを示していると思われます。 ![]() 関節の軟骨を形成する成分として、グルコサミン・コンドロイチン・コラーゲンがあります。そして、コラーゲンにはT型コラーゲンとU型コラーゲンがあります。 ● 腱・じん帯の主要成分 ・T型コラーゲン ● 軟骨の主要成分 ・U型コラーゲン ・グルコサミン ・コンドロイチン これらの成分がすべて入ったものが理想とされています。 グルコサミン・コンドロイチン・T型コラーゲン・U型コラーゲンがすべて入った商品例 ← 戻る |