腸内は真夏の生ゴミ捨て場です
私たちの体内は、温度が36度台ですから
真夏の酷暑の日くらいあります。
便秘をしてここに食べ物のカスを溜めてしまえば
真夏の生ゴミ捨て場と同じ状態になります。
すなわち腐敗・発酵が起こり、
悪臭フンプンたる状態になって当然です。
腸内で腐敗・発酵が起こるとアンモニア・アミン・硫化水素・
インドール・フェノールなど、悪臭のある有害物質が生じます。
これらのうちには発ガン性のある物質もありますし、
神経に害を及ぼす成分もあり、頭痛・肩こり・腰痛を起こし、
老化を進めたり、成人病を引き起こす原因にもなります。
ですから、便秘を改善して生ゴミを溜めないようにすることが
成人病を予防し、健康を維持することになります。
さて、腸内には腐敗・異常発酵を起こすウェルシュ菌などの
悪玉菌だけではなく、ビフィズス菌などの善玉菌も住んでいます。
善玉菌は免疫力を高める、便通を整える、悪玉菌を追い払うなどの
人間にとって大切な働きをしています。
便秘を解消して、生ゴミの捨て場をきれいにし、
腸内の善玉菌が増えれば毎日健康なお通じがあり、
排便習慣が付きます。たかが便秘と思われがちですが
腸の大掃除をしてこれを改善することこそ一番大切な健康法なのです。
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